映画「ユージュアル・サスペクツ」のネタバレありのあらすじ・考察・感想。衝撃のラストって本当にあるんだと思った。

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春文

大学時代は文学部史学科文化人類学専攻で宗教、西洋文化史、サブカルチャーなどを勉強。趣味は漫画映画ジブリYouTube芸能ダークアカデミア、地域文化、ブログなど。現在は制作会社の運営などもしてます。

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美容師のおすすめで見てみました。
映画「ユージュアル・サスペクツ」、サスペンス映画としては有名らしいのですが知りませんでした。
早速ですが箇条書きで見どころ(ポイント)+解説+あらすじ&考察などを書きます。

難しい|映画「ユージュアル・サスペクツ」の感想・考察①

最初の感想としては、難しい。全然理解できない。20分くらい「???」モード。
難しいな〜人の名前も一致しないし、、という感じで見続けました。

回想|映画「ユージュアル・サスペクツ」の感想・考察②

回想を縦軸に演出するのが特徴らしく、この演出はかなり評価されたとのこと。
ただ、最初は回想シーンなのかなんなのか。全く理解できず難しい。
人物理解が難しいのと、外国人俳優たちを声で識別するのが難しいのが原因ですね。

キートン(ガブリエル・バーン)かっこよい|映画「ユージュアル・サスペクツ」の感想・考察③

キートン渋い、、かっこいいです。。
ガブリエル・バーンという役者さんだそうで。

(写真右から2番目)
年齢を重ねてもかっこいい。

(Wikipediaより、現在71歳)

サスペンス好き。|映画「ユージュアル・サスペクツ」の感想・考察④

この作品を見ていて思ったのは、これってなんてジャンルなんだろうってこと。
調べると「サスペンス」と出ていて、Wikipediaによると「観客をはらはらさせる映画」ということで、要するに事件ものや犯人は誰??みたいな、ミステリーに近いジャンルのようです。
ただ、ミステリーと違うのは謎解きがないことでしょうか。
サスペンスには「クライム系」とか「グロい系」とか、いろいろなジャンルがあるようですが、こういうプレーンなサスペンスはけっこう好きです。
ここからは完全ネタバレのあらすじです。まだ見てない人、見る可能性がある人は読まないでください↓

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最後に、映画「ユージュアル・サスペクツ」のネタバレありのあらすじと考察・感想

最後にあらすじを紹介しつつ、考察を少し。

回想と現実が入り乱れる映像

多くの死者を出した麻薬密輸船爆発事件を回想するシーンから始まります。客船で起きた謎の事件。不可解な事件に巻き込まれた”キント”が取調室で尋問されるシーンが描かれます。
並行して、客船の事件に巻き込まれた瀕死のハンガリー人の尋問のシーンが流れるのですが、男はまるで悪魔を見たかのように、、「カイザーソゼ…」とボツり。

キントと仲間たちの企みの記憶

再び回想に戻り、今度はキントと客船の事件に巻き込まれた4人の仲間たちの話を語るキント。
犯罪者に戻るか、カタギとして更生するか、揺れるキートンを軸に回想シーンは描かれます。
元犯罪者だったが、現在は愛する人のためにカタギになることを誓ったキートンは、ある日突然自分とは無関係の事件で逮捕されます。
キートンの他にも自称無罪の男たちに誘われるまま、南米からの宝石商を警察が匿って行う”タクシーサービス”を強盗することに。無事? 強盗に成功した彼らはロスに亡命した先で出会った男にリークされた情報をもとに再び宝石商を襲うものの、実は宝石商ではなくドラッグの売人。
はめられたと怒る男たちのもとに突如現れる”コバヤシ”に出会った男たちは初めてカイザーソゼの話を聞く。

カイザー・ソゼの怖さ

ハンガリー人の男も悪魔のように怯えながら話していた「カイザーソゼ」のことは男たちも知っていた。
昔、カイザーソゼが支配した地域でハンガリー人のマフィアたちに家族を襲われたカイザーソゼは、自らの力を見せつけるために自身の家族を自ら皆殺しにし、強盗たちも一人の伝承役を残して皆殺しにする。
その後もハンガリー人との抗争が耐えないカイザーソゼは、男たちを利用して、ハンガリー人が手配する犯罪客船の現金輸送車から現金20億円を強奪することを促し、代わりにハンガリー人たちを殺そうと目論む。
カタギになるために、そして「カイザーソゼ」の実在を信じようとしないキートンは語り終わったコバヤシを殺そうとするが、「愛する人が死ぬぞ」という一言と、それを証明されて船を襲うことに腹を決める。

現金車、首謀者の殺人を殺したのはカイザーソゼか?

そして船を襲う男たちと、襲われるハンガリー人たちの抗争の行方を話すキント。
キートンが「カイザーソゼ」なのか?
しかし、キントの言うことには「キートンは妻を殺し、そして死んだ」と語る。
警察はキントの話を信じて尋問を終える。最後に釈放をしたあとに警察官は「ここまでの回想で出た単語や人名、地名がすべて尋問をしていたオフィスのポスターやマグカップ、書籍などから取られていた偽の話」だったことに気づく。
衝撃のラスト、すべての回想はカイザーソゼの”演出”だった…
ミスリードを巧妙に仕組んでいるからか、私には全く理解できず、最後の「ニセの話」のくだりでとても混乱しました。
そして同時に現実と「偽の回想」を行き来させる(偽の回想をリアルに描く)という映画手法に驚きました。なるほどこれは回想シーンが「サスペンス」によく利用されている映画だなと。
ぜひ皆さん見てみてください。(見たことない人は最後まで読んでいないことを祈ります)

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映画「ユージュアル・サスペクツ」の製作・概要

第68回 アカデミー賞受賞(1996年)
1995年製作/105分/アメリカ
原題:The Usual Suspects
配給:アスミック

制作陣

監督:ブライアン・シンガー
製作:ブライアン・シンガー、マイケル・マクドネル
製作総指揮:ロバート・ジョーンズ、ハンス・ブロックマン、フランソワ・デュプラ、アート・ホーラン

キャスト

ガブリエル・バーン
チャズ・パルミンテリ
ケビン・ポラック
ピート・ポスルスウェイト
ケビン・スペイシー
スージー・エイミス
ベニチオ・デル・トロ
ジャンカルロ・エスポジート

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