映画「シンゴジラ」のあらすじ・ネタバレありの感想。監督はエヴァンゲリオンの庵野秀明

4.5
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春文

大学時代は文学部史学科文化人類学専攻で宗教、西洋文化史、サブカルチャーなどを勉強。趣味は漫画映画ジブリYouTube芸能ダークアカデミア、地域文化、ブログなど。現在は制作会社の運営などもしてます。

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先日、妻に熱心に薦められたためヱヴァンゲリヲン新劇場版「」と「」を見ました。
それがきっかけで、同作の監督、庵野秀明監督の実写作品である「シンゴジラ」もおすすめされて、ついに見ました。もちろんアマゾンプライムビデオ会員なら無料でしたよ(多分今も)。
結論からいうと「マジで面白かった」ので、絶対にみてください。(今更かもしれませんが)

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「シンゴジラ」あらすじ

突如日本の首都東京を不自然な災害、事故が襲う。
政府は原因特定を進めるも、詳しい要因はわからない。内閣官房副長官の矢口(主人公)は、ネットの目撃情報から巨大生物による災害と考えるが、政府では馬鹿にされるのみ。
テレビで放映されたことでようやく政府は事態を認めて対策本部を立ち上げるが……。
ゴジラ=災害の象徴のような姿は、東日本大震災や各種災害時の日本政府の対応を彷彿とさせる。政府の混乱、そしてその中でも困難に立ち向かう主人公の結末はいかに。
風刺的に政府を描く描写はもちろん、ゴジラの本格的なCG、演出が日本映画とは思えない迫力。こういう映画を傑作と呼ぶのだろうと感じました。

製作・原題・配給

2016年製作/119分/G/日本
配給:東宝

「シンゴジラ」の製作スタッフ・キャスト

製作スタッフ

総監督:庵野秀明
監督:樋口真嗣
准監督:尾上克郎
脚本:庵野秀明
特技監督:樋口真嗣
特技統括:尾上克郎
製作:市川南
エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
プロデューサー:佐藤善宏 澁澤匡哉 和田倉和利

キャスト

矢口蘭堂(内閣官房副長官・政務担当):長谷川博己
豊赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官・国家安全保障担当):竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使):石原さとみ
志村祐介(内閣官房副長官秘書官[防衛省]):高良健吾
大河内清次(内閣総理大臣):大杉漣
東竜太(内閣官房長官):柄本明
花森麗子(防衛大臣):余貴美子
尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課長補佐):市川実日子

「シンゴジラ」のネタバレ・感想・レビュー

3.11とゴジラ

シンゴジラは「君の名は。」と同時期に上映されていて、当時も見るか悩みました。「君の名は。」を見ようと府中のくるるにあるTOHOシネマズへ足を運んだときにも、最後までシンゴジラを見ようか悩んだのを覚えています。
しかし、そもそもゴジラ興味ないし、長そうだし、重そう……。
という印象からシブったことと「君の名は。」が思いのほか面白くて2度見してしまったことで、そのシーズン中にシンゴジラの放映は終了していました。ちなみに「天気の子」は好きではありません。
しかし、エヴァが面白かったこと、そして庵野監督が主演声優を務めた宮崎駿作品の「風立ちぬ」を見たこと、庵野監督がナウシカ・ラピュタの巨神兵のキャラデザを担当していたことを知り、ついに見ることにしました。
原子力爆弾を模した怪獣の作品を見たのは、奇しくも3.11の前日、2019年3月10日だった。

「シンゴジラ」と「エヴァのススメ」

シンゴジラを見るときには、ぜひ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を見てほしい。エヴァンゲリオンとシンゴジラ、もう同じと言っても過言ではない作品だから、エヴァ見た人は間違いなく2倍楽しめます。

まず、音楽。

ダーン、ダーン、ダーン、ダン、ダンダン
ダーン、ダーン、ダーン、ダン、ダンダン

戦闘シーンの冒頭で必ずかかるこの曲、エヴァの曲だ! となります。
同監督だからといって、同じ曲ってあり? と思いつつ、SFな世界観、焦燥感を見事に表現してたBGMの使用はテンションが上がります。(まじで上がります!)

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そして筋書き(あらすじ・ネタバレ)

そして、政治に対する風刺、国家防衛に立ち上がる愛国心を持つ青年の苦悩、「人間と核と国家運営」を考えさせるGODZILLA(ゴジラ)、流暢なルー大柴英語と英語を巧みに操る石原さとみなど、ストーリー、演出ともに見所がたくさんあります。
邦画は「ストーリーはいいけど演出とか表現がチープだからハリウッド映画の方が面白いなあ…日本にはジブリ率いるアニメしか世界に誇れる表現がないのかなあ…」と思っていましたが、庵野監督がやってくれました! (もちろん趣味レベルでしか映画をみていないだけで、優れた作品はあると思いますが…)
演出力だけでなく、役者陣の見事な演技も加わり映画としての完成度高いです。マジで感動しました。劇場で見ればよかった…。

若干愛国を感じる「シンゴジラ」の演出

個人的には、国家運営を主軸にした作品だから仕方がないけど、復興のためとはいえゴジラに立ち向かう青年たちに一蓮托生、国家と心中を頼むシーンは特攻隊を彷彿とさせるようで共感はできませんでした。でも映画自体としては品質がとても高く面白い作品でした。
(全体主義はよくない、という表現は必要だったように思う。人間の悪としての「原子力」と、日本の戦争の罪である「愛国心」は相反するものだと個人的には思いました)
平成の名作だと思います。

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photo:(C)2016 TOHO CO.,LTD.

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