※以前書いた記事を再編集しています。
トイストーリー4を昨日(2019年8月12日)見てきました。
シンプルに名作でした。劇場はレイトショーだったので大人が多かったのですが、みんなが声を出して笑う。声に出してせせり泣くという不思議な雰囲気。私も一人で干渉していたのですが、遠慮なく笑い、泣きました。
今日はそんなトイストーリー4の感想を紹介します。
ディズニー映画らしい王道×切なさが大人ゴコロに刺さる…|映画「トイストーリー4」の感想・考察①
「シンプルに名作だ」と感じる映画って、ハリウッド映画やディズニー映画に多い気がします。
親子愛とか友情とか、シンプルにいい価値観、いいものを表現している映画だと思います。
ただし、これはチープにもなりがちで「みたことがある」「見返そうとは思わない」というリスクにもなると思います。
個人的にはウォルトディズニーが言った名言で有名な
「子供向けのアニメをつくるときには大人向けの作品を作るんだ。子どもを連れて行く大人も一緒に楽しめたほうがいいだろう?」
というようなセリフを盲信していて、それは「二回見ても魅力的に感じる」「子供にも見せたくなるような作品」を作ることが映画として重要なのだと思いますが、「トイストーリー4」はまさにそういう作品だったなと思いました。
トイストーリー4は子どもに刺さるのか…? 大人には受けると確信できます|映画「トイストーリー4」の感想・考察②
とはいえ、子どもにこの作品が受け入れられたのか正直知りません。(調査してみます)
子ども以上に大人に刺さる作品だったのではないかと思います。
というのも20代後半の私は幼少期にトイストーリーを見て以来、1も2も3も涙なしでは見られない人生を送ってきた上で、多少は酸いも甘いも噛み分ける人生を送ってきたわけです。
多少ネタバレを含みますが、ラストシーンなんかはそういう経験があってこそ、超複雑な心境で感動を噛み締めることができたのではないかと思うのです。
結果、涙腺崩壊。感動と笑いの嵐で拍手したくなったのですが、子どもがその空気をわかちあえるかはわかりませんでした。
劇場に染み渡る一体感、シンプルながらに挑戦のある物語
正直「ディズニー最近続編ばっかじゃね?」と思っていました。もっと1出してよと。(出してはいますけどね)
ですが、完全に想像を超えていました。思い返してみるとシンプルなストーリーなんですが、展開、表現は新しいところに挑戦をしている。しかし原点は忘れない…。
トイストーリーはピクサーが制作した最初の作品だそうです。その分、4となった本作に対しても原点の魅力と挑戦を練り込んでいたのかもしれません。
周りのお客さんも大人が多かったのですが、映画館に染み渡る一体感。和やかなムードと、シリアスなシーンの緊張感、悲しいシーンの寂しさを共有できていると感じるほど。
終わりにはつい拍手してしまいそうな雰囲気が出ていました。(隣の方は拍手していました)
(創業者エド・キャットムルの著作)
* * *
見ようか迷っている人はぜひ、劇場に足を運んでください。期待は必ず超えてくれると思います。
https://youtu.be/QJSZjVY50aQ
前作を見ていない人はこちらもどうぞ。
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