
2018年春に公開されたシェイプオブウォーター。ご覧になった人は少ないと思いますが、同時期に上映されていた映画「グレイテスト・ショーマン」をみた人は劇場で予告編をみたという人も少なくないのではないでしょうか。
当時はグレイテスト・ショーマンにはまりきりだった私も、その後DVDでシェイプオブウォーターをみて衝撃を受けました。
というのも、この話の音楽の綺麗さ、孤独な描写はもちろん、それ以上にアメリカのミュージカル映画「ヘアスプレー」と舞台が同じだったからです。
ヘアスプレーは当時、ハリウッド俳優のジョントラボルタが女装して母親役になったことで話題となったミュージカル映画。
おちゃらけコメディに平等神話を織り交ぜつつも、コメディに終始する軽やか・軽い内容の映画となっています。
グレイテスト・ショーマンでザックエフロンにはまった私は映画はしごの果てにこの作品にたどり着いたのでした。
物語の舞台はボルチモア。1962年のメリーランド州ボルチモアは、治安がとても悪く、ワル・ヤンキー文化の巣窟となっていました。
ヘアスプレーはそんな時代背景の上に描かれています。
そして、シェイプオブウォーターの舞台はボルチモア。1962年の冷戦下における航空宇宙研究センター(NASA)で保護した”怪物”を軸に物語が進む。
・・ボルチモア!
両方の映画をみている人は少ないと思いますが、ヘアスプレーはコメディミュージカルなのでかるかる、いっぽうシェイプオブウォーターはシリアスなトーンのおもおもなお話なわけです。
数日の間に2つの作品をみた私はけっこう戸惑いを受けつつも、ボルチモアというのは、ワシントンD.C.のすぐ側にあることや、1960年代の激変の時代に多くの事件が起こった土地。
アメリカでもっとも古い地域の一つなのに、治安の悪さや初の再開発事例だったり、話題に事欠かない地域だったため多くの作品で題材として使用されているようです。


以上考察も何もありませんが、ボルチモアというアメリカの地域を紹介しました。
よかったら2作品もみてください。
ヘアスプレー(Amazonプライムで見放題)
シェイプオブウォーター(Amazonプライムでレンタル400円)
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